輪島朝市おばちゃん達の生活を奪う組合の暴挙に立ち向かい、理不尽な事例を広く知らせ地域社会を改善したい

輪島朝市おばちゃん達の生活を奪う組合の暴挙に立ち向かい、理不尽な事例を広く知らせ地域社会を改善したい
現在の支援総額
51,000
5%

目標金額:1,000,000円

支援者数
4
残り
終了

このプロジェクトへの募集は終了しました。

輪島市朝市組合の実効支配者らが組合員の道路使用許可を申請しないため、9名の組合員が輪島朝市に出店できなくなりました。9名のなかには完全に収入が絶たれたおばちゃんもいて、権力の乱用により生活権を奪うという暴挙に立ち向かうためにご支援をお願いします。

プロジェクト詳細

【事件の概要】

私たちは、長年、輪島朝市に出店して生業を立ててきました。しかし、輪島朝市を運営する輪島市朝市組合を実効支配する組合員らにより、輪島朝市に出店ができなくなり生業を奪われました。それを知る輪島朝市の出店者らは口を紡ぎ、行政も経済団体も無力な状態です。

輪島朝市に出店できなくなるに至った発端は、令和3年に開催された輪島市朝市組合の通常総会の議案であった「理事の承認」が保留されて、その後も総会で承認手続きがされていないことです。組合員である私たちは、理事を名乗る組合員らに対し「理事・組合長は不在ではないか」「理事であるなら根拠と理由を説明してほしい」との主旨で文書による質問を繰り返しましたが、私たちが理解できる回答はありませんでした。

そのため、輪島市朝市組合に対して新聞折込広告で公開質問をしたところ、組合長を名乗る組合員が、私たちの代表と新聞折込広告事業者2名を名誉毀損で提訴しました。その後も、組合長を名乗る組合員からも輪島市朝市組合からも回答がなく、引き続き文書による質問を続けましたが、私たちが理解できる回答を得ることはできませんでした。

令和5年3月の輪島朝市の出店に必要な道路使用許可の更新にあたり、私たちは必要書類に組合長名を明記せず「輪島市朝市組合御中」としたところ、組合長の氏名が書いてない文書は「改ざんであり組合書式でない」との主旨で文書が届きました。そして、他の組合員には提出を求めていない「道路占有許可・道路使用許可・申請委託書」なる文書を提出せよと迫ってきましたが、これも「輪島市朝市組合御中」とし組合長名を明記していない理由を示した文書と輪島朝市の出店意思があることを示した文書をそれぞれ提出したました。

令和5年3月になり、組合員らの道路使用許可申請は行われましたが、私たちの道路使用許可申請を行われませんでした。これにより、実質的に輪島朝市の出店ができなくなり生活権が奪われました。警察や市役所にも相談しましたが解決につながるヒントはなく、司法の判断に頼らざるを得ないと判断しました。

【目的】

私たちは輪島という小さな町で朝市に出店し海産物や漆器、菓子などを販売して生業を立ててきました。能登半島ブームから昭和のバブル経済には人で溢れ歩けないほど盛況な輪島朝市でしたが、近年は、最盛期の入り込みの一割(10分の1)程度に落ち込んでいると実感しています。

生まれ育った町ですから「いいところ」なんだと自分に言い聞かせて暮らしてきましたが、じつは地域社会には窮屈な暗黙のルールがあります。それを我慢したり気を紛らわしたりして協調して暮らしてきました。そして、除け者にされないよう大抵のことは乗り越えてきました。

どこの地域でも業界でも団体でもコミュニティのなかでは良いことばかりでなく、政治的、思想的、経済的対立が常にあります。しかし、最低限のルールや倫理観をもって紛争などに発展しないよう、話し合いや協調によりコミニティの維持に務め、大抵は大人としての理性が働いていると思います。しかし、例外もあります。

みなさんは、町会やPTA、業界団体、ボランティア団体などで運営や役員の姿勢が理不尽と感じたことはありませんか。理不尽と考えても、それを受け流すか関わらない方が利口だと多くの方が言われませんか。しかし、それが自分と家族の生活を脅かし、生き方に影響する場合はどうでしょうか。

繰り返しますが、自己の利益や思惑のために人の意見を聞くことなく団体の規則は破り独りよがりな運営をする人たちを見たことはありませんか。さらに、利害が一致する政治行政が背後に見え隠れすると小さな町では見て見ぬふりが一番安全だと思っている人はいませんか。たくさんいるとすれば、そんな町が栄えるはずはなく子どもたちに引き継ぐこともできないでしょう。

私たちは輪島市朝市組合の近代化やコンプライアンスの礎を築いた役員であったと自負しています。今の輪島市朝市組合に幻滅し嘆かわしい気持ちでいっぱいですが、これを我が事とせず、同じような境遇を経験し、全国各地で孤軍奮闘している方々と気持ちを共有したいと考えています。そして、訴訟により私たちの事例を明らかにすることで、多くの地域で不当なコミニティ運営がなくなることにつながり、地域から日本人の民度が高くなることを願っています。

 【資金の必要性】

5名1社の原告団ですが、輪島朝市出店売上だけが生業の原告から輪島朝市の出店売上が多くを占めている原告まで個人差はありますが、輪島朝市出店による売上が0円の状態は同じです。率直にお伝えすると売上がなくなり、この先の生活に不安を抱いています。この心境で、訴訟を起こして弁護費用を使うには不安があります。かといって、本人訴訟ができる知識がありません。そこで、私たちのことを理解していただいている弁護士に代理人になっていただくことにしました。その弁護費用に充てるため、私たちの考えにご賛同いただけるみなさまにご支援いただければ幸いです。

【謝礼と精算】

訴訟の結果によらずご支援いただいた浄財は寄附としてお願いします。

そして、私たちにできることは限られていますが、私たちが真面目につくった海産加工品や漆器、菓子などからチョイスしてお届けさせていただきます。ご支援に報いることができるか不安ですが、ご支援いただいた感謝の気持ちをずっと繋げてまいります。

また、能登半島や石川県にお越しになるときはお声掛けください。観光地でもありますので、地元の者として知りうる情報をご提供させていただき、旅路がより豊かになりますよう応援させていただきます。

もちろん、輪島にお運びいただいた折には、ぜひ、お声掛けください。直接、お礼を申し上げたいと思いますし、ご一緒に地酒と海の幸をいただきながら談笑できたらうれしいです。

ご支援いただいた浄財は、全額を弁護士の事務所にお支払いし、弁護費用に充てていただきます。そして、生業を失った原告の環境に応じて弁護費用を軽減していただきますので、どうぞご理解のほどよろしくおねがいします。

                                                                           原告団一同